最近、燻製にハマって色々な肉、ハムやチーズを燻製にして、燻し生活を楽しんでいます。
燻製は、その名の通り煙で燻して様々なものを燻製にすることで、長期保存などを可能にする技術です。ベーコンなどはその一例です。今回は、15分でできる牛肉ステーキの燻製をご紹介します。
燻製はキャンプ場などでやるものだと思い込んでいましたが、なんと家のコンロでも燻製が可能なんです。燻製と言えば、煙がもくもくと上がり家の中でやろうものなら煙臭くてできないと思っていました。
でも、一般的な家庭のキッチンでもできるんです。ただし、煙が少なからず漏れるので、全く臭くないかというと嘘になりますし、ダクトから煙が逃げていきますので、隣近所へ迷惑をかけてしまうかもしれません。十分に気をつけて行ってください。
今回は、牛肉を燻して牛肉ステーキを作って見たので、その方法と一部始終をご紹介します。厳密に言うと、材料の風乾などの時間を考えると15分ではありませんが、事前準備と言うことでご容赦ください。
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準備するもの
- 燻製用鍋(または中華鍋でも代用可能)
- 網
- 鍋のふた
- スモークチップ(桜:ホームセンターで入手可)
- アルミホイル
燻製用鍋が無い場合は、中華鍋でも代用ができます。燻製用鍋は、中華鍋にそっくりです。燻製用のため鍋に材料を載せられるような網とその構造になっています。
また、温度計を差せるようになっており、燻製の温度を管理できるようになっているます。特に、チーズなどは、冷燻(30℃以下)での燻製出ないと溶けてしまうため、温度計での管理が重要です。
材料
- 牛肉のステーキ用の肉(お好みで好きなステーキ肉 100g程度)
- ステーキ用のスパイス
燻製の準備
チェックポイント
食材を燻す前に十分風乾します。ステーキ肉をキッチンペーパーで十分水分を拭き取った後、ステーキスパイスを振り掛けてから1時間程度風乾をします。
濡れているとスモークがいい感じに付いてくれません。
私は、面倒くさがりやなので、30分程度で良しとして燻製を開始してしまいました。
スモークチップを炙る
さあ、いよいよ燻製を始めます。
まず、皿のように型どったアルミホイルの上に一握りのスモークチップを入れ、強火で炙ります。
IHクッキングヒータの場合、真ん中上のラジアント部分(電熱線)を使用します。
燻製を始めた頃は、ガスカセットコンロでやっていましたが、鍋が大きいせいかガスのカセットがとても熱くなり、危険と感じたため、IHクッキングヒーターのラジアントで行うようにしました。
食材を載せる
食材を載せて燻製スタート!
チェックポイント
一握りのスモークチップでは、約5〜6分で煙が出なくなってしまうので、二握り分に増やすか、途中追加して10〜15分の熱燻(80℃〜100℃)で燻製します。
美味しく出来上がるかな?
楽しみです♪
燻製用鍋なら温度計を差し込む穴があるので、温度計を見ながら温度を調整してください。
私は、一握りのスモークチップで5〜6分の熱燻をし、肉を裏返して再度一握りのチップで5〜6分燻しました。
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出来上がり
このままステーキとして召し上がってもよし、細かく切ってローストビーフのように召し上がってもよし、いずれにしてもとっても美味しかったです♪
燻製すると、燻製のいい匂いがなんともたまりません!出来たての燻製の匂いは格別です。
中身はレアというほどレアではなく、スーパーで売られているローストビーフと同じか若干レア気味ではありますね。
牛肉を焼くと旨味の肉汁が流れ出てしまいますが、燻製ステーキは肉の中に旨味が凝縮されてるって感じです。さらに、スモークの匂いを堪能できます。
まとめ
最近、燻製にハマって初めての燻製ステーキに挑戦しました。以外に簡単で、しかも家でも出来るのは嬉しいですよね。
風乾の時間は必要になりますが、下準備をしておけば、燻製時間は10〜15分程度で出来るので、手がかかりません。
是非、皆さんもお試しあれ。