自己PRは、3W2H1R!
え?5W1Hなら聞いたことあるけど?3W2H1Rってなに?この方法に倣って自己PRを書くと誰でも簡単に自己PRが書けてしまうのだ。
企業の面接やES提出で、新卒では何をどう書いたらいいか分からない人は多いだろう。特に、就活中の学生は企業で働くことやましてや面接なども受けた事がない人も多いはず。
最近では、企業のインターンシップでも面接を行う企業が多い。ほとんどの日本企業では、書類選考で決められてしまうのだ。日本企業の多くが自己PRや志望動機を事前に提出させる企業が多いのが現状だ。
自己PRの書き方
では、自己PRや志望動機はどのように書いたら良いのだろうか?
自己PRは、いわば自分の売り込みなのだが、わたしは特別自分を売り込みできる程のことを何もしていないという人は、どんな内容で何を書いたら良いのか迷ってしまうだろう。
だが、考えてみてほしい、大学在学中何かに取り組んだことや熱中したことなどなんでもいい。例えばアルバイトでもいい。
アルバイトも一種のインターンシップだ。そこで、取り組んだことや熱中したことに対して、特にその経験で問題を解決したことや現状を改善したこと、アイディアとその実行など、ある問題や事象に対して取った行動を詳しく書き出してみよう。
自分はいつ(When)、どこで(Where)、何を(What)、したのか?また、どのくらい(How much、またはHow many)、どのよう(How)に、行ったのか?具体的に書くのだ。最後に、その結果(Result)を書くようする。これを3W2H1Rという。
こうすることで、自分が取り組んだことやある事象に対して、自分がどのくらい、どのようにして積極的に働きかけ、それが結果にどのように貢献できたのか、どのような影響を与えたのかが分かるようになる。
企業は、採用するにあたり、自分で考えて行動できる人を雇いたいと思っているはずだ。途中で投げ出してしまう人、辞めてしまう人、受け身の人と捉えられると、敬遠されてしまう。
履歴書や職務経歴書なども、いわば自己PRであり、今まで自分は何をしてきたのか?考えてみよう。些細なことだと自分は思っていても、周りからみると立派な経験となる場合もある。
そこで、重要なことは、3W2H1Rであるが、もっと簡潔に言えば、アクションに対する結果(リザルト)を明確に説明することが重要で、常にあるアクションがあって結果に結びついている。その結果がたとえ良い結果ではなかったとしてもいい。なぜその結果だったのか振り返りがあれば良い。失敗は成功の母である。その取り組みが見えていれば良いのだ。
ソフトエビデンスとハードエビデンス
ある交渉や討論、発表、商品などの紹介などで、人の興味を惹きつける手法として、ソフトエビデンスとハードエビデンスというものがある。
ソフトエビデンス
ソフトエビデンスは、自分の経験やエピソードにあたる。自分の経験やエピソード、周りの声や感想などの実体験に基づいたものだ。
実体験をベースに説明される方が、本当に経験をしたんだという背景からもっともらしく聞こえるのだ。
ハードエビデンス
ハードエビデンスは、ある調査結果や検証などが示す数字そのものだ。
”アンケート結果では、男性の使用率は70%との結果から~”と言うような検証結果の数字を使用したり、著名な書物や調査機関などの資料を引用、参照することで、自分の考えや理論の正当性を与えてくれるのだ。
こういった手法を交えて、自分の取った行動が、どの様に結果に影響したかを伝えられると効果的だろう。
自己PR例
自己PRとしては、アルバイトを例に紹介するが、この内容は当サイトの管理人が実際に体験した内容を元に書いてみたものだ。
居酒屋のアルバイトを例に自己PRを紹介する。
〜まず、最初に自分の強みを述べる〜
わたしは、現状分析や売上向上に対する提案や企画に私の強みがあります。
〜ソフトエビデンスの導入と3W2H部分の説明〜
大学在学中に、学費の足しにするために居酒屋で4年間アルバイトを続けてきました。私の強みが発揮された経験を挙げます。
小さな居酒屋でしたが、お客様はそれ程多いとは言えない居酒屋でアルバイトを始めました。わたしの仕事は、焼き鳥を焼く仕事とお客様からのオーダーを取ることでした。
アルバイトを続けている中で、気付いたことは、女性のお客様が少ないことでした。そこで、わたしは店長に相談し、女性客を集めるためのメニュー作りを提案しました。また、好きなお酒やつまみなどのアンケート用紙をテーブルに置くようにしました。
〜ハードエビデンス(調査結果)〜
アンケート結果から、特に来店の5割の女性客はカクテルなどのお酒やサラダなどのおつまみを好む結果が得られました。
そこで、店長につまみの品として、サラダチキンを提案し、またそれに合うカクテルを始めました。
〜結果 1Rにあたる部分 〜
サラダチキンという斬新なメニューが女性客を惹きつけはじめ、女性の常連客をはじめ店の全体的な集客も20%アップさせることができました。
〜自分の強みに対して言いたいこと〜
このアルバイトの経験から、お客様一人一人の好みはそれぞれでお客様にあったお酒や焼き鳥、おつまみを提供することで、お客様が大変喜んでくれるということを実感しました。
ただ焼き鳥を焼くことは、誰でも出来ることですが、お客様一人一人の好み(要求)や満足を満たすことが、結果的にお店の売上に貢献することだと経験したことは私の強みに大変大きな影響を与えています。
〜まとめ〜
この経験から、わたしの強みはお客様一人一人のニーズを分析して、商品を提供することが私の強みであり、御社の商品販売、商品企画に活かしたい、活かせると考えています。
どうだろうか?
これで、約700文字なので、500文字以下の場合には、冗長な部分をもう少し削除する必要がある。
自己PRは、漠然とただ書いてもいけないし、表面だけ分析力があるとか書いても、説得力に欠ける。
ソフトエビデンスとハードエビデンスを巧みに織り交ぜ、だから分析力がある、分析するための行動力があると説明すると、一層説得力が増すのだ。
番外編
ここからは、参考程度に聞いてほしい。
実を言うと、手前味噌ではあるが、当サイト管理人は、自分の就職活動時には、自己PRと履歴書を2社の外資系企業に提出し、見事1社に内定をもらった経験がある。
若気の至りではあったのだが、その履歴書の『趣味・特技』欄には、『焼き鳥』と書いて履歴書を提出した。今思えばば、信じられないことをしたと思う。
しかしながら、焼き鳥については、面接では何も触れられず、トントン拍子に社長面接まで行ってしまったのである。
最終面接である社長との面接で、面接が終わる直前にようやくその社長から『焼き鳥』について質問されたのである。
あなたの特技である『焼き鳥』とはどう言うことなのかな?と。
正直、奇をてらって『焼き鳥』と書いたわけではなく、本当に自分の特技であったので、そう書いただけなのだ。そこで私は、こう答えた。
焼き鳥を焼くことは、誰にでもできることです。ただ、居酒屋にはたくさんのお客様が来店し、お客様それぞれの嗜好があります。焼き鳥のたれや塩、焼き加減や塩加減、またお客様によってはその両方を付けてくれと要求される方もいます。その一人一人のお客様の要求を覚えて、そのお客様の望むものを提供することが私の特技です。
とこう答えたのを覚えている。
それ以来、焼き鳥くんと言われるようになったのだが、少しくらいインパクトのあるコメントがあってもいいのかもしれない。
20代の転職や第二新卒の就職におすすめのエージェント
一度会社に就職してみてたが自分には合わないといったケースも多い、そんなとき重要なのが転職エージェントだ。大学在学中に就職活動している学生はあまり縁が無いかもしれないが、転職を考えるときには必ずといっていいほどお世話になるだろう。
就職したがやはり自分に合わない場合には、ずっと我慢して、自分を抑えて仕事しているより、他で頑張ってみる方がいい場合も多いと思う。
今後の自分のキャリアパス、もっともやりたいことを、大切に、そして慎重に考えることが大切だ。
その時は、プロに相談するのがもっとも効率的だし、適切な助言もしてくれる。転職エージェントは1社だけに登録するのではなく、複数に登録して置くことが重要だ!なぜなら、プロの意見を多方面から色々な意見を聞けるし、転職エージェントが持っている求人案件もそれぞれ異なるので、少なくとも3社、多くても4社以内に登録して活動することをお勧めする。
あまり多すぎると、それぞれの対抗が大変でそれだけでも疲れてしまうからだ。
その中でも、特に20代の就職や転職に強いエージェントを紹介する。20代では、まだ履歴書、職務経歴書、志望動機や自己PRと言った就職、転職に特有の書類作りに慣れていないだろうが、マイナビジョブでは、特に若い人の転職支援に強みを持っている。
転職サイトと転職エージェント
エージェントが強力にバックアップしてくれるので、一人で悩んでいるよりもプロに相談すると安心だ。
DODAエージェント
DODAエージェントは、あなたを客観的強みと弱みをに分析して、転職を成功へと導いてくる。書類の書き方まで懇切丁寧にサポートしてくれる至れり尽くせり。
豊富な経験から不安な面接での対応をアドバイスしてくれる。
マイナビエージェント
特に、20代〜30代の転職に圧倒的に強いエージェント。転職求人エリアは関東圏に強みを持っています。
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まとめ
自己PRは、3W2H1Rに則って書いてみよう。その際、ソフトエビデンス、ハードエビデンスを織り交ぜて書くことで、自分の主張や考えに正当性を与え、より説得力のある自己PRを書くことができる。
奇をてらう必要はないが、漠然とした主張ではなく、より具体的に書こう。自分の考えや行動が、結果に対してどのように影響したのか、どのような結果になったのかを明確に書くことで、あなたの自己PRはより目を惹く内容になるはずだ。
いかがだっただろうか?
企業へのアピールは、より具体性を持った内容で、自分がどのように行動したのか、どのような人間なのかを伝えよう。