やはり、みなさん年収アップを考えている方が多いということでしょうか。転職や就職に関する記事や給与を上げる方法の記事が多く読まれている。なかなか給与が上がらない中、現状より多くもらいたいと思うのはごく自然のことなのだろう。
参考:以前の記事『今の会社で年収を上げるたった一つの方法』では転職せずに今の会社でできる年収アップのアドバイスをしているので参考にしてみてほしい。
年収アップをするための、面接を成功へと導く7つの心得を紹介する。
私は、手前味噌なのだが、国民の5%以下しか得られない年収を30歳前半で達成している。外資系企業でしか働いたことはないが、私自身の転職した経験をもとに転職を成功させるにはどうしたらよいかを真剣に考えてみた。
転職の成功とは
- 年収アップ
- 好きなことを仕事にする
- きちんと自分を評価してもらえる会社で働く
- 仕事が楽
- 残業が少ない
- 残業手当てがでる
- 社員がみんなフレンドリー(働きやすい)
- ストレスにならない
- 自分の特技など活かせる仕事につく
など、色々とあるだろう。
今回は、年収アップについて考えてみよう。
年収アップの転職方法
年収が高い業種への転職
単純に、年収アップやより給与が高い会社で働くには、給与が高い業界に転職する、自分の能力を高く買ってもらう、残業代がきちんと出るとこで残業代を稼ぐなどがある。
私が経験した中では、給与が高い業界や会社で働くことが、給与アップを図る上で最も重要だと思う。
医者になる、弁護士になる、パイロットになるなどだ。
でも、転職で新天地として、そんなハイレベルな転職など出来る人はまずいない。
外資系企業に転職することで年収アップを実現する人も多いと思う。
ただ、外資系企業は、特にアメリカ企業などは社員に対してドライな部分が多く、その企業が低調な時にはリストラが横行するので、一長一短と言った感じだ。
それでも興味がある人は、『外資系企業とはどんなとこ?』で外資系企業について語っているので参考にしてほしい。また、外資系企業にチャレンジする際には、英語のレジュメ(履歴書)が必要になる。
自分の経験や特技を活かす
では、そんなハイレベルな転職はできない場合、どうするべきか。転職では全く異なる職種に転職する人もいるが、自分の経験や経歴、特技を活かしたいと思うのが自然だ。
その経験や特技を雇用主に高く買わせることに尽きるわけだ。
一般的には、あるポジション(求人)に対して、いくらまでの年収というバジェット(予算)がある。(外資系っぽくてすみません。)
雇用主は、この範囲内で採用するわけだ。このバジェットは、業種によって大きくばらつき、上限が異なるだろう。
でも、できるだけ安く雇いたいとも思っている。
そこで、年収アップするためには、その自分の特技を極限まで高めて、その特技に対して雇用主に高い給与を払ってでも採用したいと思わせる。
つまり、その特技にその上限一杯まで払わせることなのだ。
高校、大学を卒業しても、勉強が大切で実務や特技を磨き、自分の価値を高めることで給与アップへと繋がっていく。
面接で失敗するケース
自分の経歴や実績だけを述べて、だがらいくら欲しいと交渉する人は、ほとんどのケースで不採用になるのではないかと思う。
では、何がダメなのか、それは相手の会社について何も考えていないから。
最終的には、雇用主がその会社のビジネスを増やしたい、売上げを伸ばしたいと考えていて、その目標を達成するための人材を探しているのだ。
面接を成功させる7つの心得
1.転職を希望する会社でどれだけ売り上げに貢献できるか
その会社が何をしていて、どんな職種で、自分はそこで何ができるのか、どのくらい売上げを伸ばせるかという相手のビジネスを考える必要がある。そうでなければ、私なら高い給与を払ってでも雇いたいという気持ちにはならない。そんな人は他にゴロゴロいますからね。
以前、人事部に仕事とは何かと問われたことがある。
これは、間違いなく会社目線でみれば、会社の売上げ、利益を上げることだ。
なんだか会社の犬のような表現だが、利益が上がらなければ、働いている従業員の生活も出来ないわけだから、説得力がある。人によっては慈善事業などされている人、人のために働かれている人もいるかもしれない。
でも、慈善事業ではない会社であれば、売上げや利益がなければ潰れてしまう。
話が若干逸れたが、会社の売上げや利益にどれだけ貢献できるかを示して上げる必要があるということだ。
2.給与交渉
一回目の面接で、給与の話は厳禁だ。
なぜなら、その会社でどれだけ貢献できるのか、採用担当の人事部に十分納得してもらえていない可能性が高いからだ。
一回目の面接では、”御社に対して具体的な仕事内容やどれだけ貢献できるか、初めてお会いしただけなので、お答えすることは難しいです。ただし、現状は維持したい”というだけを伝えるのがベストだ。
給与交渉などは、リクルータを介して交渉することが無難かもしれない。色々な口コミ情報や転職情報を持っているキャリコネに相談することもおすすめだ。
3.面接での質問
何か質問はありますか?と聞かれて、特にありません。と答えるのは非常にマイナスな印象しか与えない。
ここぞとばかりに、もし採用されるなら、どのような部署でどのような担当になるのか?どれくらいの期待をしているのか?など求人情報をベースにより詳しく質問することをおすすめする。
その回答から、即座に、自分なら以前の経験を活かして、こんなことやあんなことができる、売上げを伸ばすことができると、具体的に示してあげると効果的だ。
また、逆に何が出来ないかも伝えることは重要だ。出来ない場合には、そのまま出来ませんと表現するのではなく、自分に対しては、チャレンジングなことではあるが非常に興奮することで、また興味深いことだと伝えると好印象だ。
4.経験を積むことの重要性
採用のバジェットよりも高い給与を払うことは希だと思うが、上限一杯まで出させることは可能だ。大きく年収アップを実現するためには、今の会社で学べることは多くを学び、次の転職先に応用すること、また業種や給与の高い会社にチャレンジしてみることでキャリアアップ、給与アップへと繋げることが可能だ。
かの有名なカーネギーも転々と転職し、それぞれの職場で重要な能力を身につけ、より給与の高い職へと転職している。
5.キャリアパスを考える
常に、5年後、10年後の自分を見据えてキャリアパスを考えておくことをお勧めする。こう考えることで、今何をしなければいけないのか、次に何をしようかと積極的に考えて行動していくことができるようになる。
6.常に自己啓発を欠かさない
興味あることならなんでも、未来の自分が今の自分よりも優れた人間になっていることを目指して自己啓発をしてみると良いと思だろう。思わぬところで、面接のときなどにその知性が現れ、自分の言葉に魂がのるものだ。
聞いている側からすると、説得力のある説明に感嘆するだろう。
また、自己啓発は自分のモチベーションを保つためににも非常に重要なことだと私は思っている。
7.転職のタイミング
転職は、会社を辞めてから転職活動をするよりも、現在の会社に在職中に行うことの方が断然有利だ。会社を辞めてから転職活動をすることで、入社タイミングに柔軟性がでる面は有利だが、一線を退いてしまうというデメリットの方が大きいですね。
また、レイオフ(解雇)された、自己都合で退職、どちらもあまりいい印象を与えないが、レイオフの場合は、正直に会社都合によるリストラだと伝えることは、それほどマイナスにはならない。
むしろ、転職を希望する会社でどれだけ売り上げに寄与できるか明確に述べられれば、掘り出し物だとポジティブに考えてもらうことができるだろう。
頼れる転職エージェント
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リクルートエージェントは、できる限り複数のエージェントを使いたい。
自分にあったエージェントや未公開案件などは、複数のエージェントから紹介してもらうことでより多くの案件を紹介してくれるし、周りに比べて有利に転職を進めることができるのだ。
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是非、参考にしてみて欲しい。
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まとめ
淡々と自分の経験を述べてきましたが、何が年収をアップさせる要素なのか、それは
業種や職種
自分の経験や特技をより高く買ってもらう
相手の会社でどれだけ売り上げに寄与できるか説得する
経験は何よりも糧となる
キャリアパスと自己啓発
などが重要だ。この中でも私が考える最も重要な要素は、会社の目線で雇用主にその会社の売り上げにどれだけ自分が寄与できるか説得することが重要だ。面接前には、その会社のことや求人情報からしっかり勉強して、いかに自分がその会社で利益を生み出せるかを事前に考えていくことは最低条件しておくと良いだろう。
高い年収をもらうことは、楽してもらうということは叶わない。やはり、高い年収の人は時間を惜しまずそれなりの努力をしてきた結果だと思う。転職により簡単に年収アップすることはないが、自分のキャリアパスに必要であれば考えてみるのも良いことだと思う。
いかがだっただろうか?
これから年収アップを考えている人や転職、就職をしたい人は、是非参考にしてみてほしい。
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