アベノミクスで金融緩和による株高や円安によって、恩恵を受けている人もいるのも事実だが、普通の会社員は逆に実質給与が下がっている。
会社で働いている人は、なんとかして給料を上げたいなぁ〜、上がらないかな〜と思っているのではないだろうか?
日本では給与を上げるために給与交渉をするというのは稀で、年に一度の昇給で自動的に少しづつ?上がるのを待っている人が大多数だ。一方で、着実に上げている人もいる。
年収を上げるためのたった一つの方法を実践していると人と、そうでない人では、30歳や35歳ころには、かなりの給与格差が生じてしまう。
では、年収を上げるには具体的にどうすればよいのか。
年収を上げる具体的な方法
パフォーマンスレビュー
それは、パフォーマンスレビュー(人事考課)しか無い。
日本企業では、人事考課と呼ぶかもしれないが、外資系ではパフォーマンスレビューやパフォーマンスマネジメントと呼ばれている。人事は全ての従業員に対して評価を行い、昇給や昇進を決定している。
このパフォーマンスレビューにおいていくつかの点について、気をつけるだけで、少なくとも実践していない人よりも有利に給与を上げることが可能なわけだ。
では、どのような点に気をつけるのか?
自分に対する会社の期待
まず、最も重要なことが、自分に対して会社は何を期待しているのか?をきちんと見極めることから始まる。
期待されてもいないことを目標にして達成したとしても、それは評価されにくい。まずは、自分の役割、それに対する会社の期待を再確認するのが肝要だ。
もし、その辺がぼんやりしているのであれば、上司と一度話をしても良いでのはないだろうか?上司に対しては、”やる気”としてポジティブに受け止められるはずだ。
ゴール(目標)設定
達成できない目標は絶対に立てない。これが重要だ。
ただし、場合によっては会社目標として”この数字を達成してほしい”と会社全体として課せられる目標もあるが、自分で管理できる目標であれば、絶対に達成できない目標は立てないことが重要だ。
セルフアセスメント(自己評価)
1年後にはパフォーマンスマネジメントの結果をレビューする時が来る。
この時のために、1年間で自分が達成したことや何を行なったのか出来るだけ詳細に書き留めておくのだ。書いていない場合には、一度カレンダーを見て振り返り、どんなイベントがあって何をしたのか、どんな成果を挙げたのかできるだけ詳細に思い出す。
そして、1年の最初に立てたゴール(目標)に対して、自己評価をするわけだが、どんな成果だったかを嘘を言わない程度に各項目に対して大きく評価をする。嘘はいけない。
結局、パフォーマンスレビューで大切なのは、自分をいかによく魅せるかだ!
できる限り、自分の行なった成果を出来るだけ詳細に、また会社の期待に対してどれだけ貢献できたかを評価しよう。
当の本人でも正確に覚えていない、忘れていることを、評価する上司も部下の成果を、一人一人正確に覚えていないのが実情だ。覚えている上司は優秀と言えるだろう。
だから、出来るだけ詳細にその成果を自己評価して上司にアピールすることで、上司は低く評価するよりも逆に高く評価するようになるのだ。
上司へのごますり!?
そして、忘れてはいけないのは、上司へのごますりだ。
「ごますり」と言えば、ダメな社員のイメージもあるが、そうとも言えない。
いい評価をもらうという点で言えば一つの戦略だし、ビジネスは結局人と人とのコミュニケーションなので、嫌いな人とビジネスをしたいと思わないだろうし、自分の部下でも同じで、わざわざ嫌いな部下にいい評価を与えることはないだろう。
それでも年収が上がらないとき
今の会社で給与アップが見込めない、自分の活躍できる場所がない場合は、周りの人に相談しても解決は難しいだろう。
売上を上げて成果を示したから給与を上げてくれと上司に直談判する人も中にはいるかもしれない。
実際、私も上司にお願いしたことがあるが、そもそも給与が上がらない時は、会社自体の経営が良くないときや社長が独裁政治を行なっているようなケースだ。そんな会社では、いくら頑張っても年収は上がらない。
そうは言っても、今の会社はそれ程嫌いではなく、むしろずっと働いていたいと考えている場合は、地道に人事考課を上げて行く他ない。
そこで、コミュニケーションスキルというのが大切になってくる。嫌いな上司でも、嫌なお客でも、今までよりずっと上手く付き合うことができるようになる方法がある。
是非、コミュニケーションスキルを身につけてみて欲しい。
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明日から仕事に活用できるコミュニケーションスキル
十人十色、人には様々な考え方があります。あの人とは反りが合わない、なぜか気が合うなど、人によって好き嫌いがあるもの。 このように好きな人や嫌いな人、ウマが合う人、反りが合わない人はいないだろうか。
上司やその上、社長に認められれば昇給や昇格があるだろう。
今回紹介した今の会社で給与アップをするたった一つの方法を実践して行くだけで、気づけば周りより大きく評価され結果的に給与が上がって行くことが期待できる。
それでもやはりだめだと思う場合には、思い切って他の人に相談をしてみても良いだろう。その場合は、やはりプロに相談することで適切なアドバイスをしてくれることだろう。
頼れる転職エージェントの紹介
自分に強みや実績、自信がある場合には、転職によって大幅な給与アップを達成した人も少なくはない。
転職エージェントに相談して思い切って年収アップをチャレンジしてみるのも悪くない。
このサイトでも、給与アップを狙って転職をする際に気をつけたいことや心構えを紹介しています。
最後に頼れるリクルートエージェントを紹介する
リクルートエージェントは、できる限り複数のエージェントを使いたい。自分にあったエージェントや未公開案件などは、複数のエージェントから紹介してもらうことでより多くの案件を紹介してくれるし、周りに比べて有利に転職を進めることができる。
是非、参考にしてみて欲しい。
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まとめ
給与を上げる唯一の方法はパフォーマンスレビューしかありません。会社や上司へのアピールでは出来る限り詳細に成果を報告することで、その成果を正当に評価してもらうスタートラインに立つことが出来る。
毎年、パフォーマンスレビューの時には気が重くなりがちだが、自分の給与を上げるチャンスだと思って取り組むことで、自分の士気も高めることが出来るのではないだろうか?
是非、給与を上げる唯一の方法を参考にしみて欲しい。