今回は、楽天モバイルが「rakuten UN-LIMIT」サービスを正式に開始したのを受けて、早速契約してみました。
選んだ端末が「HUAWEI nova 5T」。
rakuten UN-LIMITを使ってみた感想とこの端末のレビューをしていきたいと思います。
結論から先に言うと、スペックやカメラ、価格どれを取っても大満足間違いない1台に仕上がっています。
特に、インスタの写真をきれいに撮りたい、価格はお手頃でゲームができる性能も欲しいという人にはおすすめの1台です。
そんなHUAWEI nova 5Tの使い勝手や良かった点、気になった点を挙げていきたいと思います。
HUAWEI nova 5Tレビュー
外箱と付属品

rakuten UN-LIMIT SIMとHUAWEI nova5T
届いたものは、rakuten UN-LIMITのSIMとHUAWEI nova5T本体です。それと、画面の保護ガラスを合わせて購入しました。

HUAWEI nova5Tの付属品
付属品は、
1)本体
2)TYPE-Cケーブルと充電器
3)TYPE-Cからイヤホンジャックへの変換ケーブル
4)説明書
5)シリコン製透明ケース
TYPE-Cケーブルは当然として、イヤホンジャックへの変換ケーブルが付属しているのは地味に嬉しいですよね。有線のヘッドホンなどを使用する場合に必要になりますし、この手のケーブルって電器店で購入すると結構高いんですよね。
あと、シリコン製の透明ケースは、これは本当にうれしいです。以前の機種(Xperia XZ1)でもシリコン製のケースを使用していたので、HUAWEIのスマホ用に買わないといけないかな〜〜と思っていたところに、嬉しい誤算です♫
このシリコン製のケースって、滑りにくくて落としづらいんです。デザインはよくないんですが、落としてガラスを割ってどよ〜〜んとするくらいなら、落とさない、落としずらいケースがいいな〜と思っていつもこれを使っています。
外観

HUAWEI nova5Tの表

HUAWEI nova5Tの裏
色は、ブラックを選びました。変わったパープル色もありましたが、シンプルにブラックでいいかなと。
大きさ

Xperia XZ1と並べたところ

Xperia XZ1と重ねたところ

画面の大きさを比べたところ
以前使っていたXperia XZ1との大きさを比べてみました。
ほとんど大きさは一緒です。
ですが、液晶部分の画面サイズがかなり違います。Xperia XZ1を手に取ってみると、本体のサイズは一緒なのにかなり小さく感じられます。
一方、nova5Tは画面が大きく迫力があるように感じられます。
ボタン・コネクタ類
TYPE-CとSIMトレイ

TYPE-Cコネクタ

SIMトレイ部
電源ボタンと音量

電源ボタンと音量ボタン
側面に指紋認識を兼ねた電源ボタンがあります。これは、Xperia XZ1と同じです。
この指紋認識の性能がいいんですよ。認識が速いし濡れた指でも認識してくれます。
あと、音量のボタンがあります。
価格

楽天モバイル販売価格:HUAWEI nova 5t価格
出典:楽天モバイル
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/nova5t
価格は、一括払いで税別54,364円と比較的お手頃な価格。
同じくらいのディスプレイサイズのiPhone11の税別74,800円やiPhoneXRの税別64,800円と比較するとかなり値頃感があります。
これから紹介するスペックやその性能を考慮すると、圧倒的なコスパに驚くこと間違いありません。
HUAWEI nova 5Tのスペック
製品名 | HUAWEI nova 5T |
OS | AndroidOS 9ベースEMUI |
CPU | Kirin980 オクタコア: GPU 720MHz(画像処理、ゲーム) NPU x2(AI処理) |
メモリ | RAM 8GB ROM 128GB |
外部メモリ | MicroSD非対応 |
バッテリー容量 | 3750mAh |
重さ | 174g |
サイズ | 154.25mm x 73.97mm x 7.87mm |
ディスプレイ | 6.26インチ 解像度 2340 x 1080 |
カメラ | メインカメラ(外側メイン): 4眼カメラ 4800万画素(メインカメラ)、1600万画素(スーパーワイド)、200万画素(被写界深度補助)、200万画素(マクロ) フロントカメラ(内側:セルフィー): 有効画素 3200万画素 |
CPUはKirin 980、オクトコア+デュアルNPU+GPU
プロセッサは、HUAWEIのフラッグシップであるP30と同じプロセッサを搭載。ん〜〜フラッグシップとローコスト版スマホのCPUコアが同じってすごいよね。
カメラ用AI処理とかゲーム用にGPUとかも集積されてる。。。すげー。
実際、使ってみた感想として、スマホ自体の処理スピードはとても高速で「もっさり」感はほとんどありません。いや全く無いですね。
カメラやゲームもなんでも滑らかです。処理時間に悩まされることはまずありません。
OSは、Android OSベースだから安心
アメリカがHUAWEIを排除する取り組みをしていて、GoogleのOSやアプリも規制対象になってきました。そのため、HUAWEIのスマホでGoogleのソフトウェアが使えない状況になっています。
でも、nova 5Tはその規制を受ける前(?)で、まだGoogleのAndroid OSやアプリが使えます。
アンドロイドユーザーは、安心して使うことができるので、この機種はおすすめです。
カメラはウルトラファインで48万画素

パンチホールのフロントカメラ

4眼AIカメラ
フロントは、パンチホールのカメラです。画面全体が液晶画面で非常に大きく迫力があります。
バックカメラは、4眼 x AIカメラを搭載し、どんなシーンでも対応したきれいな写真を楽しめます。
特に便利だなと思ったのは、画角を、「4:3」、「1:1」、全画面(スーパーワイド)から選べて便利。
例えば、ブログとかインスタとかは、「1:1」の画角でアップロードすると、ブログの画面表示スペース(特にスマホの幅になるかな)に同じサイズの縦の画像になるので(ってか当たり前か)、限られた表示幅に画像が大きく表示されていい感じになります。横長の16:9などの写真だと縦と横の比を合わせるので、1:1と比べると縮んで小さく見えるんですよね。それが1:1だといい感じになります。
一方、撮影シーンで景色などを撮りたい場合には、スーパーワイドの画角を選べてスマホ画面全体に表示されます。
メインカメラは、4,800万画素と文句なくきれいな写真を撮影できます。
でも、4,800万画素は撮った写真のサイズが半端ないです。18Mバイトもあります。気にせずにパシャパシャ撮ると、ストレージがすぐなくなってしまうこともあるので、お気をつけて。
いくつか写真を撮ってみました。画像をクリックすると元の画像が開きます。ただし、ものすごく大きいサイズ(18MB)なので、ダウンロードに時間が掛かります。
花ビラの一つ一つが綺麗に撮れてます。
わたしのカメラ技術がもう少し良ければもっといい写真を掲載できたのですが。。。
ゲーム
「AppAssistant」でゲームの高速化
このHUAWEI nova 5Tには、「AppAssistant」という機能があって、お好みのゲームを選らぶと、スマホのシステム設定が最適化され、ゲームのパフォーマンスが向上するという優れもの。積極的にGPUとか使ってくれるんやね、きっと。

AppAssistant設定
ゲームをしてて、「遅っせ〜な、このスマホ」とイラつくことはもうありません。
いくつかゲームをプレイしてみました。
ブレイドエクスロード
グラフィック画質設定は、もちろん高画質です。
このブレスロは、きれいなグラフィックで展開するファンタジー巨編のRPGですが、CGを多様する場面や戦闘シーンはすごくきれいでおもしろいですね。
まったくストレスありません。
ドラゴンクエストウォーク
一方、こちらのゲームは、位置情報とマップを使用したRPGゲームで言わずと知れたドラゴンクエストですね。戦闘シーンはもちろん、マップのなめらかな表示でかくつくことはまずないので、ゲームに没頭できます。
「ツインアプリ」で1つのアプリに2つの異なるアカウントでログインできる!
ツインアプリとは、SNSなどのアプリで複数のアカウントを持っている人って結構いますよね。例えば、「LINE」で複数の異なるアカウントでログインすることができる機能です。

ツインアプリ
ツインアプリをLINEで有効にすると、LINEアプリが2つインストールされました。
最近は、2つ以上のアカウントを使う人もいるので、2つだけじゃなくてトリプルアプリやクワトロアプリ?って言うのかな?に対応して欲しいなんて人もいるかもね。
DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応
データ通信を低コストにしたいというニーズから、キャリア以外に格安SIMを利用して複数のSIMを契約している人も最近では多く見かけるようになりました。
当ブログ管理人のケーキ大好きクマさんも楽天モバイルとmineoのSIMを契約していて、2枚挿ししています。

デュアルSIMデュアルVoLTE
HUAWEI nova5Tは、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しているから、2枚挿しで待ち受けができるのがちょー嬉しい。
しかも、3大キャリアどこでもOKだし、au VoLTEにも対応しているのは地味にいい。
今は、rakuten UN-LIMITでデータ無制限+パートナーエリア5GBが、1年間無料なので、基本データ通信と通話はrakuten回線を利用していますが、通話は2回線を待ち受けて利用しています。
通話の回線が2回線あると何かと便利です。友人や知人との連絡用に1つ、情報登録用などで使い分けてます。
顔認証と指紋認証のダブル認証で使い勝手が大幅向上!
nova5Tの認証は、顔認証と指紋認証のダブル認証に対応しているから、マスクをしてても指紋認証で簡単にログインできちゃうんです。
仮に、指紋認証で失敗しても、顔認証で認証してくれるから、ほとんどのケースでちゃんと素早く認証してくれちゃいます。
これは、ちょー便利です。
しかも、指紋認証のスピードがめちゃ速い!
さらに、指紋認証って、指が少しでも濡れてると、認証してくれないですよね。でも、nova5Tは濡れた指でもちゃんと認証してくれます。
なんか、別の技術で指紋を認識してるんだろうな。。。
「PrivateSpace」で個人情報ファイルや情報を完全にプライベートに保存
個人情報ファイルや人に見られたくないデータを別の場所に保管する目的の「PrivateSpace」という機能があります。
ま、あれですよ。個人情報ファイルって、運転免許証の写真とかクレジットカードの情報とか、そういう情報はさらに指紋やパスワードで別の場所に保管しておくイメージですね。
あとは、男性ならお宝画像とか。。。
rakuten UN-LIMITのレビュー
次に、rakuten UN-LIMIT 2.0のレビューに移ります。
rakuten UN-LIMITの料金

出典:楽天モバイ rakuten UN-LIMITプラン料金
rakuten UN-LIMITは、現在300万名まで1年間無料で提供しています。
1年後でも、月々2,980円ぽっきりです。
プランは、シンプルで、完全データ使い放題+通話かけ放題。
楽天回線エリア以外ではパートナーエリアで、5GBまで高速通信OKで、使い切っても1Mbpsという神回線で提供中です。
rakuten UN-LIMITのスピード
残念ながら私の住まいの周辺は、rakuten UN-LIMITの楽天回線エリア外で、auとのパートナーエリアになっています。
外出自粛期間なので楽天エリアに移動するわけにもいかないので、そのうち更新したいと思います。
パートナーエリアのスピード
au回線になりますが、パートナーエリアでの通信速度を測定しました。
左が楽天モバイル(au回線エリア)、右が格安SIMのmineoのドコモ回線です。
測定した時間は、21:40頃です。

通信速度比較:左側楽天パートナー回線、右側mineoドコモ回線
まずまずのスピードです。mineoのドコモ回線もそれほど遅くはないのには驚きです。時間帯にもよるとは思いますがね。
rakuten LINKで通話

国内通話かけ放題
rakuten LINKを使えば、通話かけ放題です。別途rakuten LINKをインストールする手間は掛かりますが、特に使い勝手は悪くありません。
ふつうの電話アプリです。
この「通話かけ放題」だけでも、楽天モバイルを選ぶ価値があると思います。
なぜなら、日本国内の通話のみならず、海外出張によく行く方は対象の地域、国からなら日本への通話は無料なのは神。例えば、アメリカとかヨーロッパはもちろん使えます。
rakuten LINKさえ使っていれば、通話は無料です。
rakuten LINKは、事前に認証を行う必要があります。ログインして、電話番号を入力して認証するとテキストメッセージで認証番号が届くって感じですね。
最初は認証に失敗していて、楽天モバイルのサーバーに問題があったようですが、今はきちんと認証されアプリもちゃんと使えています。
YouTubeなどの動画観賞
YouTubeやAmazonビデオを観賞でも十分なスピードがあります。ま〜通常わたしは360pの画質設定にしていますので、全く問題ないわけです。
360pの設定は、mineoのパケット放題オプション(350円/月で速度制限時でも500kbps)を契約しているので、このスピードでちょうどよい画質設定が360pなんです。
rakuten UN-LIMIT 2.0は、パートーナーエリアでも5GB使え、しかも使い切っても1Mbpsの通信速度が確保されるので、mineoのパケット放題より速く、もはやmineoは必要ない状態です。
最後に
rakuten UN-LIMIT 2.0を契約し、端末はHUAWEI nova5Tを購入しました。楽天の通信サービスは、自社回線エリアがまだまだ狭いとはいえau回線エリアとの併用で全く気にならない、というか非常に快適な携帯電話サービスだと思います。
1年間無料って神サービスですね。1年後、月々2,980円を払ったとしても、多分わたしはこのまま継続して利用すると思います。
だって、安いんだもん。
電話は無料だし、楽天の独自回線エリアがもっと増えると、もっと快適になるわけでしょ。
他の3大キャリアはやっぱり高い。5Gとか言っても少し速いくらいなので、4G LTEでも十分高速で困ってないので、やっぱ安いサービスで、高コスパなHUAWEI nova5Tで、超〜〜満足なスマホライフが送れそうです♫