オランダの思い出

オランダの税金は高い!?

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さて、あなたは今の日本の税は高いと思いますか?消費税が引き上げられる時には、駆け込み消費だの、高額所得者の税金はガッポリ持って行かれるなどの話をよく聞きますよね。


確かに、税金は安いに越したことはないですし、なぜか高いと感じてしまうのも事実です。

では、海外ではどうでしょうか?たまに海外での税金事情など新聞でもよく見かけることがあります。消費税増税の際には、海外の消費税比較などを見かけます。特に、ヨーロッパなどは突出していて、消費税20%は当たり前で25%などの国もあるようです。それに比べると日本は8%と低い方です。

私は、9年前までオランダに住んでいた経験がありますが、特に、やはりオランダは税金が高い!と感じました。

オランダの税金

オランダの運河

消費税19%

消費税は19%と日本の2倍以上です。オランダ以外のヨーロッパ諸外国ではもっと高い国はゴロゴロあります。

この消費税は、物によって税率が異なっていて、日本では消費税軽減税率制度がそれに当たります。

例えば、生活に必需品の食品などの日常生活に利用するものは、付加価値税として6%になっています。スーパーでの買い物ではほとんどが6%ですね。

それ以外は、ほぼ19%となっています。洋服なども19%だったと思います。

電化製品などは、絶対日本で購入する方が安いため、生活家電以外、オランダでは購入したことがないほどでした。機能や説明書も日本語の方がいいですし。

スーパーでの買い物は、逆に日本より安く感じます。食品に対する税金が安いことと、特に食品の価格が日本より安いと思うからです。

所得税は40%〜50%!

オランダ税率

出典 Jetro:https://www.jetro.go.jp/world/europe/nl/invest_04.html

なんとオランダでの所得税は40%や50%にもなります。

低所得者の所得税の軽減措置もあり、約9%や14%くらいと非常に低いのですが、ある一定所得以上になるといきなり40.8%に跳ね上がります。

これからオランダに移住する方などは、所得が軽減措置ほどに低い方は恐らくいないかと思います。

このある一定所得レベルとは、33,700ユーロ(404万円@1ユーロ120円換算)です。

日本での平均給与が400万円くらいと考えると、一般庶民と言えますね。一般庶民ですら40%以上を納税する国です。

また、67,000ユーロ(804万円@1ユーロ120円換算)以上で最大52%となります。平均的な世帯から中間世帯で40〜50%もの所得税を納税することになります。この税率以上の設定はなく最高税率です。(参考:ジェトロ

400万円とすると、その40%である160万円を納税し、240万円しか残りません。ただ、様々な税金の控除もあるため、人により異なります。

一方、日本では、税率はかなり細かく設定されていますが、1,800万円以上の所得金額で40%、最大でも45%です。(参考:国税庁

国税庁の日本の所得税表

出典:https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm

また、日本の平均所得である世帯では20%程度なので、オランダと比較すると大きく違いますね。

代わりに、オランダでは福祉が充実しているという話を聞きます。日本にも税金控除は様々な控除がありますが、日本の税率自体が低いのでオランダに比べると、日本での給料ならもっと手取りがあっただろうな〜といつも思っていました。多額のボーナスを貰っても半分持っていかれるのは辛いです。

私は、日本の企業の駐在員としてオランダで働いていたわけではなく、オランダの現地採用として就職しました。

そのため、駐在員の場合のオランダにおける所得税はどうなるのかわかりません。あくまでも、出張扱いなどの措置はあるのかと思います

ただ、30%ルーリングという制度があり、駐在員でも適用できる可能性はあります。

イングリッシュセントラル

有名国立大学も利用しているイングリッシュセントラル。面白いのは、動画コンテンツを使用したレッスンで、会話のトピックスを動画コンテンツとするので、何を話したらいいのか分からない状況は無くなり、楽しく学べます。

30%ルール制度

オランダの街

オランダには外国人就労者向けに30%ルールという制度があり、所得税の免税措置にあたります。これは、報酬額(給与やボーナス等)の30%が非課税となるルールです。私も、この30%ルールに適用されていました。

この30%ルールは、オランダにメリットをもたらす者で、オランダ国内では容易に雇用できない者という条件のようです。

具体的には、計算を簡略化するため、またイメージし易くするため日本円で説明しますが、1000万円の年収とした場合、その30%(300万円)が非課税となります。

したがって、残りの700万円が課税所得になり、本来50.2%の税率が40.8%に低減します。

所得税は、700万円x40.8%=285.6万円が所得税となります。減税額は、300万円が非課税となるため、その40%の120万円が減税となりますし、このケースだと本来50.2%の所得税から40.8%へグレードダウンすることでも大きく減税されていますね。

本来であれば、1000万円x50.2%=502万円もの税金を納税する必要があった計算になります。

税金の不意打ち

ユーロ

私は、オランダ企業からのオファーによりオランダで働くことを決め、日本からオランダへ移住しました。

その際、契約上、オランダへの渡航費や、オランダに到着後住まいが見つかるまでホテルで滞在した費用は会社が負担してくれました。

また、今後オランダ語が必要となることで、オランダ語会話学校費用なども会社負担で至れり尽くせりの生活を送っておりました。

しかし、ある時、そんな生活を一変させ、奈落の底へと突き落とす事件が勃発しました。

ある日、会社に出社すると経理から相談があるとのことで説明を聞くと、税務署からこの税金を納税する義務がある旨の通知を受けたと知らされました。

その税金は、今までのオランダ渡航費用やホテル代、食費代、オランダ語学校、引越しの輸送代、その他諸々のオランダへのリロケーションに関わる全ての費用に対する合計金額の50%もの税金の通知が来たとのことでした。

これら費用は、費用ですから、使ってしまって手持ちにお金なんかありません。一気に大打撃です。

オランダでは、これら会社が負担した費用も私にとっては所得の一部とのことで、それら所得に対する所得税がかかるそうです。私は、駐在員扱いではなかったため、現地社員と同等という扱いになり、出張費などとして処理することができなかったのかもしれません。

まとめ

オランダ生活は、色々なことがありましたが、今思えば良い経験でした。なかなか得ることのできない経験でした。また、オランダにまつわる記事をアップしていきたいと思います。

この記事があなたの参考になればと思います。

最後までお読みいただき有難うございます。

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  • この記事を書いた人

ケーキ大好きクマさん

【ニックネーム】:ケーキ大好きクマさん 【性別】: 男 【血液型】: A 【職業】:外資系半導体メーカー 【出身地】:北海道旭川市 【趣味】:ピアノ、読書、電子工作、スマホアプリ開発、自転車、FX取引 プロフィール

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