オランダの一風景

オランダの思い出

オランダの生活水準とは?海外転勤前の不安を解消!

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当サイトの管理人である私がオランダで駐在員ではなく現地採用で契約し、日本から移住した時のことを紹介します。

もちろんオランダで働くのは初めてだったため、オランダの給与水準や生活水準、文化や住まい探し、治安などなど心配ごとばかりでした。

そんな経験をご紹介しこれからオランダに移住する、駐在員などでオランダで働くという人の役に立つ情報であれば幸いです。

オランダの給与水準

オランダのチューリップ

まずはじめに気になるのが、オランダの給与水準ではないでしょうか?どの程度の収入があれば、どんな生活ができるのかが気になりますね。

日本の給与から単純に為替レートを掛けても、それがオランダで得られる妥当な給与とはなりません。

もちろん、妥当な給与レベルとなる人もいるかも知れませんが、ほとんどの場合は為替レートを掛けるとオランダでは相当高いレベルとなってしまいます。

私の場合は、為替レート換算した給与から2〜3割低い給与での契約となりました。

感覚的ではありますが、30代前後の若い一般的なエンジニアで、40、000〜50、000ユーロ程度、40代前後のマネージャクラスで70、000〜80、000ユーロといったところでしょうか。

もちろん業種や職種によっても異なるとは思いますが、当たらずとも遠からずの範囲かと思います。

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オランダの税金

オランダ風車

高い所得税

気をつけなければいけないのが、オランダの税金です。オランダの所得税や消費税は、日本よりはるかに高いことは留意したいですね。オランダの税金については、以前の記事でも取り上げています。是非参考にしてください。

オランダの税金は高い!?

さて、あなたは今の日本の税は高いと思いますか?消費税が引き上げられる時には、駆け込み消費だの、高額所得者の税金はガッポリ持って行かれるなどの話をよく聞きますよね。

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特に、所得税は一般的な水準の給与を得ている人は50%もの所得税が課せられ、さらに確定拠出年金(DC)の負担もあるため、あまり贅沢はできないのが現実です。

ただし、一定の条件に当てはまる日本人は、30%ルーリングという制度があり、10年間に限り課税所得の30%を控除することが可能です。これは非常に大きな控除なので適用できる人は必ず確認しておきたいものです。

私は、駐在員ではなかったためはっきりとしたことは分かりませんが、オランダに駐在員で働く人は、飽くまでも日本オフィス在籍という形なので、給与などはダブルペイとなるケースが多いのではないでしょうか。厚生年金は日本の給与から天引きされていると思いますが、オランダで給与収入がある場合には、50%の所得税を納めているはずです。

オランダの変わった税制

何にでも税金があります。犬やゴミなどにも税が課せられています。住民税のような感じでしょうか。
一方、課せられていないものもあり、株式などのキャピタルゲインは無税なので、資産運用は上手くなっておきたいですね。

会社では、株の話しをする人は多いです。

ただし、自分が資金を拠出したキャピタルゲインのみ税金がかからない制度であり、例えば会社のストックオプションやRSU(一定の株式をもらう権利であり、株式そのものを与えられる権利)などの自分で資金を拠出していないものは、キャピタルゲインが発生すると税金が課せられることになります。

言葉

オランダは、オランダ語が話されています。

かなりのオランダ人は英語を流暢に話すことができ、外国との繋がりのある企業ではほぼ100%の人が英語を話すことができると思います。

生活は、英語を使うことが必須ですが、オランダ人にとっても英語は母国語では無いので、それほど難しい単語は使用していません。慣れると、日本人向きの発音で聞き取りやすいのではないしょうか。

イングリッシュセントラル

有名国立大学も利用しているイングリッシュセントラル。面白いのは、動画コンテンツを使用したレッスンで、会話のトピックスを動画コンテンツとするので、何を話したらいいのか分からない状況は無くなり、楽しく学べます。

食生活

オランダの八百屋

生活はどんな感じだろうか?生活費ってどのくらい掛かるのか?生活費水準はどのくらいだから給与はどのくらいでなきゃいけないのか?など謎が一杯です。

オランダ人は、歴史的にも質素な生活をする人種のようです。夕食もジャガイモが主食でパンや野菜、豆類のスープを好んで食べます。

生活水準は、低くはないと思います。オランダでは、男女とも働くことが一般的で、あまり男女の給与差は無く、また仕事も正社員とパートの給与格差がないと思います。

日本食

アムステルダムの日本食スーパー

アムステルダムやアムステルフェーンなどは、日本人も多いため日本人向けのスーパー(DANKや明治屋、シーラ)があり、日本の食品を購入することができます。

日本の食品は、やはり少し高めですが、高くて買えないレベルではないのは嬉しいです。

特に、オランダでは、生卵がそのままでは食べれないのですが、アムステルフェーンのDANKさんには、生でも食べられる生卵を扱っていました。

卵かけご飯にはご注意

オランダの一般的なスーパーで売られている卵には、サルモネラ菌が卵の殻に付着しているため、生卵を食べるとサルモネラ菌が混入して腹痛などを起こしてしまうので、卵かけご飯を食べる時には気をつけてください。

やはり、日本人はお米でしょ!って人は、こういった日本人向けスーパーで日本人好みのお米が購入できます。日本米ではないのですが、カリフォルニア米、イタリヤ米などの輸入のようです。日本からの輸入米は無かったですね。

イングリッシュセントラル

有名国立大学も利用しているイングリッシュセントラル。面白いのは、動画コンテンツを使用したレッスンで、会話のトピックスを動画コンテンツとするので、何を話したらいいのか分からない状況は無くなり、楽しく学べます。

ドイツの日本食スーパー

アムステルダムやアムステルフェーンは遠くていけないという人は、逆にドイツのデュッセルドルフにあるインマーマンストリートは、日本人街で有名です。たくさんの日本のスーパーもあります。

ビール・ワイン

ハイネケンビール

ビールの種類も多く、特にベルギービールの種類が多いので、ビール好きにはたまらないです。私は、毎日飲むビールの種類を変えて楽しんでいました。

さらに、ビール好きにはたまらないのは、水のように安いんです。スーパー(AH:アーハー、アルバーツハイン)では、24本入りケースのアムステルというブランド(オランダビール)が10ユーロ以下で特売される時がままあります。

ワインもものすごく安いですね。特にフランスワインは一般的なブランドですが、3〜5ユーロ程度で売られています。

AH アルバーツハイン

アルバーツハイン

オランダの普通のスーパーです。アーハーと言います。どこにでもありますね。

いつも買い物に行くと、日本では1カゴで、7000円〜10、000円くらい払うことが多いかと思いますが、オランダではいつも50ユーロ程度でした。

スーパーで買えるものの物価は、日本より安いものが多く、特に野菜関連やじゃがいもはオランダの方が断然安いですね。

困ったものは、大根です。スーパーには無かったり、あってもしゅわしゅわで、いつの大根なの?というものを扱っています。

土日朝のフリーマーケット

おすすめは、土日の朝にやっているフリーマーケット(青空市場?)セントラムなどの広場に出店が出現し、野菜やチーズ、様々な生活用品、洋服、本当に色々なものが売られています。

このマーケットでは、野菜が新鮮なものが多いので、大根などの野菜はマーケットで購入することをおすすめします。

チーズの種類が豊富で様々な種類と年数のものがあります。

生ハムの種類も豊富ですが、見た目は美味しそうでも、くっさい!ものが沢山あるので、気をつけてください。日本人がいれば、美味しいものを事前に情報収集してから買うことをおすすめします。

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水光熱費

電気代

電気代は、結論から言うとあまり日本と大きく価格が異なるとは感じませんでした。ただ、日本のように毎月メーターをチェックしに来て、請求するシステムではなく、一年間の使用料を自分でメーターをチェックして電気会社に連絡します。

場所によっては、ガスと電気代は同一の会社が提供していて、ケーブルテレビも込みという料金システムのところがあります。

翌年に、前年の実績から使用料を算出して一括か12ヶ月払いかを選択する仕組みでした。

その年の最後に実際の使用料と支払った金額の差額が、使った量が多ければプラス分を支払い、少なければその分戻ってくる仕組みです。

水道代

高くは感じませんでした。料金徴収は、電気とおなじです。

オランダの水事情

場所によって、水が黄色く濁っているところがあります。ビックリします。

カルキの量が多く、食洗機や洗濯機などの水を使用する電化製品は、カルキ抜きの薬剤を混ぜる必要があります。これを怠ると水が詰まったりして故障してしまいます。

ガス代

ガス代は、暖房器具(セントラルヒーティング)は、気を抜くとかなり高額になります。料金徴収は、電気代と同じですが、年の終わりに、かなり高額な金額を取られた経験があります。年間で20万円を追加で請求されたので、ビックリです。寒い時期はご注意を。

住宅、貸家

オランダの街

オランダ人向けの長屋やアパートは、大都市から離れると500ユーロくらいと聞いています。

私の場合は、外国人向けファミリー(2ベッドルーム)ということもあり、標準1000ユーロ前後が一般なようです。オランダ人に言うと、ビックリされます。そりゃそうですよね。普通の倍以上なんですから。

アムステルダムなどの都会では、ファミリー向けで2000〜3000ユーロはざらで、会社からの住宅補助がないとまず無理ですね。都市部から離れないと普通は難しいですね。

免許証

免許証の発行は試験なしで申請すれば発行されます。約2−3週間程度で免許証が送られてきました。

車の購入

車は、意外と簡単に購入する事が出来ます。
ただし、車両の取得税金がバカ高く、消費税が19%、外国車輸入税みたいなもの?が、35%あり、約50%が税金になります。

私は、1万ユーロくらいのフィアットパンダ、いわゆる日本では軽自動車のようなものを購入しましたが、合計1万5000ユーロくらい掛かりました。

ガソリン代

ガソリン代は、日本に比べるとかなり高いです。1リットル1.8ユーロの時には、日本では130円くらいだったので、為替レートを掛けると倍近い価格です。

駐車場

自宅に駐車場が付いている場合は良いのですが、アパートやマンションのようなところでは、駐車できるスペースに限りがあり、使用するために駐車場待ちのウェイティングリストに載って1、2年待つこともざらです。

タクシー

タクシー料金は非常に高く、あまり使用しませんでした。

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病院

日本のようにあちらこちらに、総合病院や歯医者、眼科、個人開業医病院はありません。

基本的に、自分が住む地域の掛かり付け医師(ハウスアーツ)や歯医者(タンドアーツ)を探し、登録する必要があります。

初めてオランダに移住する人は、もちろん個人で探すのは、難しいのでリロケーションサービスを使用することをおすすめします。医療保険も様々な会社があり、日本の医療制度とは異なり、たくさんの医療パッケージが存在します。自分の経済状況や健康状態にあったプランを選ぶ必要があります。

病気にかかると、まず掛かりつけのハウスアーツに行き、場合によっては大きい病院への紹介状を書いてもらいます。

歯医者は、定期的にチェックアップをしなければならず、放っておくと歯医者を受けることすらできなくなります。必ず、チェックアップはするようにしましょう。歯医者から定期的に連絡があります。

治安

オランダ警察

治安は総合的には非常に良いと感じました。アメリカのスラム街などのような地域は私が知る限りなかったと思います。

気をつけなければいけないのは、車内に金目のものを置いておくと、窓を割られて取られる事件がしばしば発生しています。

車に買い物などの袋をおいておくのは気をつけましょう。

空き巣

また、特に、一軒家などに住んでいてセキュリティが弱い家に住んでいる場合は、空き巣に気をつけましょう。私も空き巣を経験しており、バールを使用して、玄関のドアを根こそぎこじ開けられて鍵の意味がないような開け方をされました。

これだけは、本当に一番嫌な思い出です。

東洋人は少ないため、やはり目立つようです。特に、日本人という情報が伝わると金持ちというイメージがまだ強いために、空き巣に会う人が多いのではないでしょうか。

できれば、セキュリティを重視して住居を選びたいですね。

まとめ

オランダにこれから移住する、駐在員として働くという方は、是非参考にしてください。

オランダでの生活は、日本のような気軽に行くカラオケやゲームセンターなど無いため、外で遊ぶことはありませんでした。

物価も日本に比べると相対的に安く、お金を使うことがあまり無いために、貯金をすることができます。

オランダの生活は総合すると、生活の質は高く、日本よりも住みやすいと感じました。一方で、オランダ人は、良く言えばおおらか、悪く言えばいい加減なので、しょっちゅうミスをします。税務関係や市役所での書類、その他至る所でイライラすることはしばしばです。

こちらもおおらかな気持ちを持ってオランダ生活を送ることで、生活の質は非常に高い国なので、これからオランダに行かれる方は心配なさらずに生活できるものと思います。





  • この記事を書いた人

ケーキ大好きクマさん

【ニックネーム】:ケーキ大好きクマさん 【性別】: 男 【血液型】: A 【職業】:外資系半導体メーカー 【出身地】:北海道旭川市 【趣味】:ピアノ、読書、電子工作、スマホアプリ開発、自転車、FX取引 プロフィール

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