科学系TV番組でマインドフルネスについて特集していました。私はマインドフルネスという言葉は初めて知りました。いわば瞑想というもののようです。一日一回マインドフルネスをすることで、心を落ち着かせ、また身体的にも様々な良い効果を生むとのことです。
自分の意識を五感に集中することで、気持ちや心を整え、気持ちが満たされた状態や心が落ち着いた状態をマインドフルネスといいます。
最近では超大手企業のGoogleやYahoo!などが研修に採用しているという話を聞きます。
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マインドフルネスの効果
このマインドフルネスの効果は、様々な科学的、医学的な効果が認められているようで、その中でも私は3つの効果に非常に興味を持ちました。
ストレス状態、不安の軽減
ストレス状態や不安を感じることって良くありますよね。仕事が忙しい、職場での人間関係、理不尽なお客様の対応などなど。
こういった心の不安や動揺、ストレスをマインドフルネスによって、メンタルのコントロールを訓練することで、これらのストレスを軽減することができるようです。
ストレスは、うつを発症させたり、心を不安な状態にしますね。マインドフルネスには、うつの再発を防止する効果もあり注目されています。
集中力、記憶力、学習能力の向上
マインドフルネスによって、集中力や記憶力が向上する効果が確認されているとのことです。
集中力が上がり、効率よく学習ができるのは学生同様、社会人にとっても嬉しいですね。
これは、マインドフルネスにより大脳皮質が発達し、記憶力や集中力が向上し、結果的に学習能力も伸びるというものです。
仕事の生産性向上
また、マインドフルネス実践者は大脳の前頭前野部が活発に働いており、仕事のパフォーマンスが上がる結果につながっているようです。アップルのステーブジョブズ氏もマインドフルネスを行なっていたという話です。
実際にやってみよう
マインドフルネスは、
まず目を瞑り、自分の呼吸に意識を集中します。
息を吸いお腹の張りを感じ、
息を吐いてお腹の緩みを感じます。
これを5−10分繰り返すそうですが、そのうち意識がそれて色々考えてしまうことに気づくと思います。気づいたら、”雑念、雑念”とつぶやき、再度、自分の呼吸に意識を集中します。意識がそれてしまうことは悪いことではなく、意識がそれたと気づくことが重要なのだそうです。
慣れてくると、その状態で周りの音などにも意識を集中することも良いようです。
日々の生活の中では、マインドフルネスの効果と同等の効果があるものには、食事の際によく噛んでその味を確認することでも同じ効果を得ることができるようです。いわば、五感を使って、意識を五感に集中し、考え事はしないことですね。
効果実感
実際にこのマインドフルネスを試してみた結果、
頭がスッキリする
マインドフルネス中は、眠くはならない
あまり細かいことは考えなくなった
実際、記憶力が向上したかは分からないが、集中力は向上したと感じる
心が穏やかになったと思う
など、定量的に効果を測ることはできませんが、実感として確かにスッキリして集中力が上がったと言えると思います。このマインドフルネスは、たった一日でも効果があることが実証されているようです。
まとめ
マインドフルネスは、五感を使って意識を集中することで、身体的に様々な効果が得られる。特に、ストレスの軽減、記憶力、集中力の向上、仕事の生産性を向上させる。
さて、皆さんもこのマインドフルネスを一度試してみてはいかがでしょうか?