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一度は海外で働いてみたい
海外で働くってちょっとカッコいい
自分の経験やスキルを伸ばしたい
世界中の人とコミュニケーションしたい
理由はたくさんありますが、海外で働きたい希望はあるけど、英語が話せないから無理だと考えてる人は意外にも多いようです。
私は、外資系半導体企業でしか勤務経験がありませんが、その職場では海外勤務を希望する人は目立って多くはありませんでした。
でも、内心、一度は海外で働いてみたいな〜と思っている人は結構いるのではないかなと思います。私もその内の一人でした。
外資系企業で働いているにもかかわらず、恥ずかしながら人に自慢できる英語力はありませんでした。
英語が流暢に話せないから自分には無理だと思っていました。
その英語力ってどのくらいあればいいの?
海外駐在要件としてTOEIC 600点、700点以上などを条件とする企業が多いようです
TOEIC600点や700点を取れていれば英語が話せるでしょうか?
答えはNoです。
TOEICができても話せない人はたくさんいます。
では、英語が話せるようになるためには、TOEICでもっと点数を取らなければいけないのでしょうか?
それもNoです。
このような条件がある場合には、TOEICを頑張って取る他ないのですが、条件がないのなら英語は海外へ行ってからでも大丈夫です。
まずは、中学英語で自分の言葉を伝えられれば十分です。
海外に行ってから英語力を上げればいいですし、っていうかほとんどの人は海外勤務を始めてから英語をある程度話せるようになっているのではないでしょうか。
まずは、行動を起こすところから始まります。
私のオランダにおける海外勤務経験をもとにお話します。
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海外勤務に就くまで
私は、オランダ企業に勤めていて、オランダで勤務したことがあります。
オランダでの海外勤務経験を紹介します。
まず、オランダで働くようになった経緯ですが、日本の外資系半導体企業で働いていて、日々心には一度は海外で働いてみたいと思っていました。
わたしが行ったことは、「30歳までには海外で働くんだ!」という意思を持つようにしました。そうすることで、自分のキャリアアップの第1歩の目標ができるからです。
そして、上司に海外勤務についての相談を何度も行い、可能性のある海外オフィスとのコミュニケーションは密に取るように心がけました。ほぼ毎日のようにメールや電話会議や個別に電話をして、英語もそれほど上手くはありませんでしたが、コミュニケーションを続ける努力をしました。
30歳を過ぎた頃、オランダのオフィスから「来てみないか?」と声を掛けられ、「その代わり、オランダの駐在ではなく、ローカルハイヤーだ」と。。。えっ?ローカルハイヤーって、現地の人と同じ扱いの現地採用?!
ちょっとびっくりしましたが、嬉しかったのを覚えています。
オランダ人の英語力
働く業種や職種、外資系企業か日本企業かで、必要な英語力って全く変わってくると思います。
オランダ人の多くは英語を話すことができますが、やはりネイティブではない英語なので、ボキャブラリーはそれ程多くはないですね。
オランダで働くためには、全く英語ができない状態では、コミュニケーションもままならないため、それはそれで問題ではありますが、オランダ人もネイティブではないので、英語がちょっとできないからと言って相手にされないことはありません。
一方、一旦職場を離れてしまうと、スーパーマーケットや自宅に届く手紙、市役所での申請諸々などは、すべてオランダ語です。
職場以外の環境では、英語は通じることが多いのですが、オランダ語を話す必要がある場面は多くありますね。私もそれなりにオランダ語を話していました。
オランダ語を全く話せないと生活できないに近いです。いちいち職場の人に届いた手紙を持って聞きに行くことはできないので、自分でなんとかする必要があります。
職場にオランダ生活が長い日本人がいるといいですね。わたしの場合は、日本人がわたし一人でした。。。
また、町の職人さん(水道の修理と自転車屋さんとか)などは英語を話せる人は少ないので、片言でもオランダ語は必要になってきますね。
このように英語圏ではない国で働くということは、英語以外にその国の言語を話す必要もあります。
オランダでは、英語力という意味では、それほど高い英語力でなくともやっていけると思いますね。
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職場でのコミュニケーション
日本企業で働いた経験はありませんが、日本企業の海外拠点や支社ではその国の企業と比べると周りに日本人がいたり、日本語を話す時間は少なからずともあるのではないかと思います。
国際的な企業である場合には、ほとんど全ての従業員は英語を話せます。周りに日本人がいない職場環境なら英語の上達は早いと思います。
英語の勉強は必要?
海外にいれば英語が話せるようになる?
いざ海外勤務を始めて、さあ〜俺も英語をバリバリ使って仕事するぞ〜と張り切っても、いつまでたっても英語をうまく話せない人がかなりいます。
はっきり言います。
海外に行けば英語が話せるようになるって嘘です。
いや、こどもは話せるようになると思いますが、大人は何もしなければ話せるようになるのは非常に難しいです。
英語を話せるようになるには、英語を使っての生活や仕事をすることで、英語にたくさん触れて初めて”本物”の英語を身につけることができると思います。
本物の英語とは、その生活や仕事で使う単語やフレーズ、その動作、振る舞いの英語を、いつ、どのように使うのかということなのかなといつも思っています。ネイティブの英語を習うより真似ろ(慣れろ)です。
これをせずに、ただ漫然と海外生活をしている人は、絶対に話せるようにはなりません。積極的に英語で人と話をすることがもっとも重要です。
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オランダ流コミュニケーション
オランダではかなりの人が昼食後の散歩に出かけます。
この時に、積極的に英語やオランダ語でコミュニケーションを図ることで、ちょっとした英会話やオランダ語会話になり勉強になります。
日々の生活での疑問や質問をこの時間を使って行っていました。
英語圏の国でも、このように積極的にコミュニケーションを図って仕事やプライベートで、その時使うフレーズや単語を積極的に使う、真似ることでどんどん覚えていきます。
英語を使う職場やネイティブの人なんかいないよという方は、以前の記事(英語脳は環境づくりが大事?)などを参考にしてみてください。
瞬間英作文などで表現を丸覚えしたり、インターネットラジオなどを活用することを紹介しました。
映画やドラマを活用したりしている人もいると思います。
英語圏の国で働くことができると、職場も職場以外も英語での生活になるので、否が応でもわからない単語を調べたり、常に英語に触れる機会が増えるので英語力はどんどん上がって行くと思います。
でも、積極的に勉強しないと流暢に話せるようにはならないと思います。
私の場合は、オランダ語でしたが、積極的にオランダ語を勉強していなかったために、十分なオランダ語を話せませんでした。生活に必要最低限のオランダ語だけです。
それ以外は英語でコミュニケーションが取れたために、オランダ語のレベルは上がりませんでしたが、英語のレベルは上達したと実感しています。
海外転勤や留学を考えている人は、若いうちに留学や外国での勤務、語学研修を経験しておくと良いと思います。英語を話せるようになると、仕事や周りから評価され易くなると思いますよ。
まとめ
オランダや海外で働いてみたい、行ってみたいと考えている人は、中学英語でもなんとかなる。
海外勤務を実現できた人も継続的な英語の勉強と、積極的に英語を使うことで、英語は格段に上手になります。英語ができないからと言って諦めるよりも、まずは行動を起こすところから始まると思います。
皆さんも先ずは行動から起こしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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