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コーヒーをこよなく愛し、自宅でも挽きたてのコーヒーを飲みたいがために、デロンギのコーヒーメーカー(マグニフィカ)を購入しました。
ほんと美味しんですよね。このコーヒーメーカー。
でも、使っていると、挽いたコーヒー豆の粉がコーヒーメーカー内部の抽出ユニットから溢れて、美味しいコーヒーにならなくなることがあります。
そればかりか、抽出ユニットの内部がコーヒー豆の粉が散らかって酷いことになるんです。
そうならないように、日々のメンテナンスが必要なのですが、それでもどうしても直らない時があります。
今回は、そんなデロンギのコーヒーメーカー「マグニフィカ」のコーヒーの粉が溢れてしまう時の修理方法とメンテナンス方法をご紹介します。
メーカー推奨の修理方法ではないのと、推奨のメンテナンスではないので、もし実行される時には自己責任でお願いします。
デロンギのコーヒーメーカー「マグニフィカ」とは?
外観

我が家のデロンギちゃん
我が家のデロンギちゃんです。
買ってからかなり使い込んでいますが、この頃少し調子悪くなってきましたので、本格的なメンテナンスをしようと思い立ったのです。
美味しさ
このデロンギ「マグニフィカ」でコーヒーを淹れると、何と言ってもクレマトップがいい感じに、しかも挽きたてのコーヒーの香りがなんとも言えないんです。
あの美味しいコーヒーをもう一度飲みたいです。
でも、意外とコーヒーの粉の溢れは、簡単に直りますよ。
挽いたコーヒー豆が内部で溢れてしまう
では、もう一度どんな症状か詳しく説明します。
デロンギマグニフィカは、コーヒー豆からミルして、挽きたてのコーヒーが味わえます。
この挽いたコーヒー豆は、抽出ユニットに取り込まれて、お湯が注がれコーヒーを抽出します。
この時、内部の抽出ユニット全体が上に持ち上がり、抽出ユニット内部の銀色の網目のフィルタ部分が下がって、ポコっと穴が空いた状態になります。
このくぼみにコーヒーの粉とお湯が入って、コーヒーの成分が抽出されるといった感じです。
長年使っていると、コーヒーを淹れると、中の抽出ユニットにコーヒーの粉がきちんと入らず、溢れて周りにコーヒーの粉が散らかった状態になります。
もちろん、このままコーヒーを淹れると、きちんと粉が抽出ユニットに入らないので、当然薄いコーヒーが出来上がります。
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分解修理というよりお掃除
ここで、以下のように分解、修理をすることで元に戻ります。
修理と言ってもお掃除に近いですね。
でも、メーカー推奨の分解修理、お掃除、メンテナンスではないので、自己責任でお願いします。
分解手順
1.内部抽出ユニットを取り出す
2.分解する
3.洗浄後、抽出器の可動部分が滑らかになるように食品用機械潤滑油を塗る
4.組み立てる
では、詳しく見ていきましょう。
内部抽出ユニット

かなり年季が入っています(^_^;)
抽出ユニットは、こんな感じのものです。
普段からメンテナンスをされている人は、お馴染みのものですよね。取り外し方は、電源が切れている時に赤いつまみ部分を両端からつまんで引き抜くだけです。
分解
ここから、分解していきます。
本体は、2つのネジで固定されています。
ねじ止め部分の確認

ねじ止めされている部分1

ねじ止め部分2
ネジを取り外すと。。。

ネジを取り外したところ
ネジを取り外すと、写真のように外れます。
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抽出ユニット下部のストッパー部分を外す
このストッパー部分を外すと、先ほど外した抽出ユニットの底部分の蓋が外れます。
注意
このストッパーは、少し外側に広げるように外しますが、あまり力を入れすぎると、ストッパーが折れてしまう可能性があるので、細心の注意を払って取り外してください。
器具を使わなくても、素手で外せると思います。
このストッパーを取り外して、抽出ユニットを外すと、次のようになります。

ネジを外して各部品を外したところ
抽出ユニットの中心のフィルタ可動部分を引き抜きます。おそらく、かなり硬くなって動きにくくなっていると思います。
最初はかなり力がいるかもしれません。銀色のフィルター部分を押し込むようにして下部の方から引き抜く感じです。
スポンっと言って抜けますので、勢い余って飛んでいかないように気をつけてください。
この部分を滑らかにすることで、修理が完了です。
洗浄と潤滑剤(グリース)を塗って終了
あとは、これら部品をきれいに洗浄します。
銀色のフィルタ部分は、ネジで止められていますので、これも取り外して綺麗にしてあげてください。たまに、このフィルタの網目部分がコーヒーのカスで詰まって、コーヒーが抽出されない時があります。
抽出ユニットのピストン部分の輪ゴム部分に、潤滑剤(グリース)を塗って滑りをよくします。また、下の方の筒部分にもグリースを塗っておくことをおすすめします。
これで、この抽出ユニットのピストン部分がスムーズに上下して、ちゃんとコーヒーの粉を取り込んでコーヒーを抽出してくれるようになります。
参考:「食品用機械用グリース」は、様々なものがアマゾンさんで取り扱っています。デロンギ純正のグリースもあります。私は、安いので下のグリースを使っています。お好きなものをお使いください。
あまり塗りすぎないように注意します。
組み立て
あとは、手順を遡って、部品を戻して完了です。
それほど難しいものではないので、定期的に分解掃除をすることで、いつまでも美味しいコーヒーが飲めるので、おすすめです。
新しいモデル
デロンギの「マグニフィカ」の後継モデルが色々と発売されています。きっと、さらに美味しいコーヒーが飲めること間違いなし!?今のマグニフィカちゃんが壊れてしまったら、欲しいな〜と思うものをピックアップしてみました。
アマゾンでは、取り扱っている商品がなかったり、中古品が出回っていますので、価格を見て安易に判断しない方がよいです。
1. マグニフィカ後継モデル ESAM03110B
市場価格 7万円〜
2.マグニフィカS コンパクトデザイン ECAM23120BN
市場価格6万7000円〜
3.ハイエンドマグニフィカ ECAM22110SBH
市場価格 10万円〜
まとめ
今回は、デロンギ「マグニフィカ」コーヒーメーカの修理とメンテナンスについて紹介させていただきました。
定期的なメンテナンスをすることで、いつまでも美味しいコーヒーが飲めるので、是非参考にしてください。
ただ、この修理、お掃除方法は、メーカー推奨ではありませんので、くれぐれも自己責任にて行ってください。
(でも、ちょー簡単です。)